東日本大震災から12年
東日本大震災の発生から12年になります。
伊那市内でも11日、震災発生時刻の午後2時46分にはサイレンが鳴らされ、犠牲者の冥福を祈りました。
伊那市西春近の三浦里う子さん。
2年前に亡くなった夫の満さんと福島県浪江町から2012年に伊那市へ避難してきました。
三浦さんの自宅は福島第一原発から5キロ離れた場所にありました。
津波で流され、2016年の取材当時は土台しか残っていませんでした。
妻の里う子さんは現在、浪江町から西春近へ移り住んだ孫夫婦と生活を送っています。
また10日の夜は、福島第一原発事故の発生から12年を迎える前に、「フクシマを忘れない3.11上伊那アクション」が伊那市のいなっせ北側広場で行われ参加者が脱原発を訴えました。
参加者は、「原発はすぐに廃炉」「再生エネルギーへ転換を」などと書かれたプラカードを掲げアピールしていました。