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事故死した元市社協職員 約1,300万円を横領

事故死した元市社協職員 約1,300万円を横領

今年2月に事故死した36歳の伊那市社会福祉協議会の元職員が、無断で複数の利用者の預金を払い戻すなどして合計約1,300万円を横領していたことがわかりました。
14日は伊那市社会福祉協議会の篠田(しのだ)(さだ)(ゆき)会長らが記者会見を開き謝罪しました。
この36歳の元職員は今年2月12日に諏訪市で軽自動車を運転し、ビニールハウスに衝突し車両火災を起こして死亡しています。
この職員は、平成31年から認知症や障害などで判断能力が十分でない人の権利を守る成年後見制度の事務を担当していました。
事故死した元職員の残務処理を行ったところ、去年10月から今年2月にかけて、後見制度の利用者5人の預金を9回にわたり無断で払い戻していたことが判明しました。
現金も含め、被害額は1,379万4,906円に上るということです。
市社協では会長を含めた幹部職員については、今後厳正な処分を行う予定で、預金通帳と通帳の履歴のチェック体制の強化など、再発防止を徹底するとしています。
なお、死亡した職員は、仮想通貨の取引を行っていたということです。
市社協では上伊那8市町村の後見業務の委託を受けていて、2月末現在88人が利用しています。
 
 

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