春の高校伊那駅伝 ランナー達が伊那路を駆け抜ける

男子第４６回、女子第３９回の「春の高校伊那駅伝」が、１９日伊那市陸上競技場発着で行われ、全国から集まった選手たちが春の伊那路を駆け抜けました。
男子は、午後０時１０分に、伊那市陸上競技場をスタートしました。
男子は１２４チームが出場しました。

荒井のセントラルパークでは、伊那を楽しみながら応援してもらおうと、伊那商工会議所がパブリックビューイングを開きました。
地元飲食店の屋台が並び、大型モニターで映像を観ながら、楽しんでいました。
ランナーが市街地を通る際は、道沿いで応援をしていました。
また、伊那市の保育士などで構成する太鼓グループ「美舞打(びぶだ)」が太鼓を演奏し、ランナー達を後押ししていました。
 

男子第３中継所の、美篶のみぶの里では、上原獅子舞クラブが太鼓や笛の演奏でランナーを応援していました。
 

高遠町商店街の折り返し地点では、多くの住民が旗を振って選手を応援しました。
新型コロナの感染防止対策の緩和で沿道での応援の自粛はなく、選手に多くの声が送られていました。
高遠町総合福祉センターやますそ前では、伊那市消防団音楽隊が演奏で選手を激励していました。
男子は兵庫県の須磨学園が２時間７分４８秒で、初優勝を果たしました。
県勢は、佐久長聖が、２時間１０分３０秒で８位でした。
地元の伊那北高校は１０７位、高遠高校の選手が出場している南信合同は１１８位でした。
 

また、６４チームが出場した第３９回の女子大会は、京都の立命館(りつめいかん)宇治(うじ)が１時間１０分４１秒で１０大会ぶり、１５回目の優勝を果たしました。
長野県勢は、長野東が１時間１３分１８秒で３位でした。    
地元からは、伊那西高校が出場し、５８位でした。