春日公園・三峰川榛原河川公園に複合遊具完成
伊那市が設置を進めていた春日公園と三峰川榛原河川公園の複合遊具が完成し、20日に使い始めのセレモニーが行われました。
西町の春日公園では、竜西保育園と竜南保育園の園児およそ70人が参加し完成を祝いました。
平成8年に設置され老朽化が進んでいたローラー滑り台を撤去し、新たに複合遊具を建設したものです。
3種類のすべり台などがあり、春日城をモチーフに子ども達が忍者として城の天守閣に忍び込む姿をイメージしたということです。
他に、城下町をイメージした幼児用遊具や、忍者の修行場としてのターザンロープもあります。
事業費はおよそ3,000万円で、そのうちの半分は国の交付金を活用しています。
東春近の三峰川榛原河川公園で行われたセレモニーには、小鳩園の園児と保護者およそ30組が参加し完成を祝いました。
平成2年に設置された木製遊具を撤去し、新たに複合遊具1基とブランコ1基を設けました。
車いすでもステップに上がれるよう緩やかなスロープなどが付いていて、障害の有無に関わらず誰でも一緒に楽しめる遊具となっています。
これは、県内でも初めてだということです。
事業費はおよそ2,100万円で、そのうちの半分は国の交付金を活用しています。
市では、令和2年度からの10年計画で、老朽化した市内6か所の公園施設の更新を進めています。
昨年度は鳩吹公園、2月には伊那公園の遊具を新しくしていて、今後は殿島城址公園と美原公園の遊具を更新する計画です。