女子中高生にIT系進路を考えてもらう講座
日本の女子中高生のITへの関心は2018年にOECD経済協力開発機構加盟国が行った調査で、最も低いものとなっています。
上伊那広域連合などは、地元の女子中高生にIT系進路の選択検討の機会をつくる講座を23日に開きました。
伊那市のいなっせで開かれた講座には上伊那の中学1年生から高校2年生の女子14人が参加し、ウェブサイトの制作を体験しました。
講師を務めたのは女子中高生向けにプログラミング教育を行っている東京都のNPO法人Waffleのメンバーです。
参加者はウェブサイトの骨組みを構築するためのプログラミング専門コードについて学びました。
その後、オリジナルウェブサイトの制作では実際にプログラミング作業を行っていきました。
IT分野は高い求人需要が見込まれることから、女子中高生の進路選択の一つにしてもらおうと、上伊那広域連合とNPO法人Waffleが共催で県内で初めて開いたものです。
上伊那広域連合では「これを機会にIT関係の仕事にも興味を持ってほしい」と話していました。