宮田中吹奏楽部が初の校外演奏会に向けて練習
宮田村の宮田中学校吹奏楽部は4月1日、村民会館ホールでスプリングコンサートを開く。単独では初の校外での演奏会で、会場一体で楽しめる内容にしたいと、趣向を凝らした演出も用意。23人の部員は、最高の演奏を聴かせたいと練習に励んでいる。
同部は例年中学校の音楽室で演奏会を開いてきたが、担当の瀧澤敏郎教諭が「良い環境で演奏させてあげたい」と実行に移した。
部員にとって初めての経験だが、毎日朝と放課後、さらに休日も返上して練習。曲によっては振りつけを取りいれるなど、アイデアも出しあっている。
ZARDの「負けないで」から、オールドファンなじみの「西部の人たち」まで本番では多彩な10曲ほどを演奏予定。
当日は午後2時開演。「吹奏楽は多くの人に聴いてもらうことが励みになり、技術を高める。このコンサートを出発点に、子どもたちがさらに意欲を持って取り組めれば」と瀧澤教諭は話している。