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スマート農業の研究結果を報告

スマート農業の研究結果を報告

農業に先端技術を活用して効率化を図る「スマート農業」の研究についての成果報告会が伊那市役所で3月20日に開かれました。
この日はスマート農業に伊那市と連携して取り組む信州大学農学部の渡邉修(わたなべおさむ)准教授らが今年度の研究成果を白鳥孝市長に報告しました。
ドローンを活用した農地確認の研究では、上空150メートルから撮影した画像で作物を判別する技術の開発を進めていると報告しました。
現地調査の必要がなくなり、作業の省力化やコストの削減につながるということです。
また、鹿などの鳥獣対策ではわなにセンサーを取り付け、見回りの負担軽減を図っていることを報告しました。
今年度はセンサーを利用できる範囲を旧伊那市エリアに加え高遠町まで拡大したということです。
ジビエの活用促進などを目的に捕獲情報をまとめる情報アプリを開発し、実証実験を進めていることも報告しました。
白鳥市長は「農林業の課題解決に力を貸していただきありがたい」と感謝していました。

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