上農と菓子庵石川 バラを使った菓子を共同で開発へ
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、伊那市の菓子庵石川と協力し、21日から市内で開かれる伊那バラフェスタに向けて食用バラを使った菓子を共同で開発しています。
バラを使った菓子の開発に取り組むのは、コミュニティデザイン科グローカルコースの2・3年生です。
1日は、菓子庵石川代表の石川信頼さんが2種類の試作品を持参し、3年生19人が食べ比べました。
ちいずぷっちいをベースに2種類を試食
菓子庵石川のちいずぷっちいをベースに、異なるジャムを使った2種類の試作品です。
生徒たちは、味わってみて気に入ったほうに投票していました。
投票の結果、山形県で食用バラを専門に取り扱う企業が作ったジャムを加えたものに決まりました。
この後生徒たちは、価格の設定方法など商品化までの流れを学んでいました。
今後は、パッケージデザインなどを決め、ばら制定都市会議が開かれる来月3日を目標に販売を開始する計画です。
また、今後は新たな商品の開発やカフェの運営も計画しているということです。