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新型コロナ5類に移行 街の人の声

新型コロナ5類に移行 街の人の声

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取り扱いが、8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。
伊那地域の住民はどう受け止めているのか、話を聞きました。

「気分的に楽になった。みんなと交流を持てる。引き続き、感染拡大や重症化に気を付けたい。」
「5類に移行してほっとしている。マスクを外せることは開放感。お互いの顔を見て話せる。」
「行動の幅が広がって、子どもを色々なところに連れていかれる。逆に、インフルエンザと同等になることで、保育園の学級閉鎖が増えないか心配。」
「コロナワクチンの接種は、有料になっても感染防止のために打とうかなと考えている。」

これまで感染者は7日間の外出自粛が求められていました。
5類への変更にともない、今後は発症から5日間を経過し、かつ症状がやわらいでから24時間経過するまでは外出を控えることを「推奨」するとし、個人の判断に任せられる形となります。
長野県がこれまで行っていた新型コロナの新規感染者数の発表は、7日分のまとめが最後となります。
今後は定点医療機関からの報告をまとめて、毎週水曜日に1週間ごとの情報を発表するとしています。
それに伴い、圏域ごとの感染警戒レベルは廃止となります。
医療アラートは、これまで確保病床使用率を基準としていたものを、今後は入院患者数を基準として継続するとしています。

新型コロナ5類に移行 街の人の声

伊那市内の大型店の8日の様子です。
前日までと同様に、従業員はマスクを着用し、買い物客との間にはアクリル板が設置されていました。
ベルシャイン伊那店では、従業員と来店客の安心安全のための有効な手段として、これまで同様従業員のマスクの着用や入り口などでの手指消毒などの感染防止対策を継続することに決めました。
県では、「今後は個人の選択が尊重され、県民の自主的な取り組みがベースとなります。地域での感染の流行状況に関心をもち、1人ひとりが適切な対応をとってほしい」と呼びかけています。

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