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前原太陽光発電施設 伊那市が業者に建設不許可通知

条例逃れの事案や工事の手続き不備などが発覚

前原太陽光発電施設 伊那市が業者に建設不許可通知
建設予定地

伊那市前原で建設が予定され、去年9月に条例逃れの指摘が、今年3月には業者の手続きに不備があったことが明らかになった太陽光発電施設について、伊那市は業者に対し建設不許可の通知を先月下旬に出したことが16日、分かりました。
伊那市では、不許可とする事例は今回が初となります。
この日開かれた、伊那市議会全員協議会で、長谷川(はせがわ)洋二(ようじ)顧問弁護士が説明しました。
この太陽光発電施設は、県外の業者が前原で建設を計画しているもので、去年9月に登記を分筆することにより、住民の同意を得ずに計画を進める「条例逃れ」との指摘がありました。
さらに、今年3月には、建設に関わる水路工事の手続きに不備があったことが判明しました。
これらの事案を受け、伊那市は4月28日付けで業者に対し、建設不許可の通知を出しました。
長谷川弁護士は、今後この業者が伊那市に対し行政訴訟を申し立てることが想定されるとし、不許可の理由が正当であるかどうかが争点となるとの見方を示しました。
建設地周辺では、住民が反対を訴える看板を多くたてていることや、同意を得ずに工事を進めたこと、工事に関する手続きの不備などが不許可処分の理由として主張できるのではないかとしています。
また、不許可処分が取り消された場合は、業者側が損害賠償を請求する恐れもあるが、そのリスクを考えた上で不許可にしたと説明しました。
伊那市では、今後も住民の意見を尊重しながら、適切な対応をしていきたいとしています。
 
 

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