伊駒アルプスロード 用地取得へ
伊那市と駒ヶ根市を結ぶ伊駒アルプスロードのうち天竜川に渡す橋梁を含む伊那市の東春近と西春近の1.7kmの区間で用地取得や道路設計が今年度から始まります。
伊駒アルプスロードのうち、整備に向け測量や用地取得が行われるのはこの区間が初めてです。
16日は伊那市役所で整備を行う飯田国道事務所が住民を対象に説明会を開きました。
伊駒アルプスロードは、伊那市美篶から駒ケ根市赤穂までつなぐ、全長11.6kmのバイパスです。
このうち今回は、東春近の県道車屋大久保線から西春近の南部浄化センターまでの1.7kmを先行整備区間としています。
道路幅は、のり面を含めおよそ67mで、片側2車線の全4車線で整備する計画です。
飯田国道事務所の浅井直実副所長は「国道153号の渋滞解消と安全確保に向け、1日でも早い完成を目指したい」と話していました。
飯田国道事務所では、今後、地権者を対象に説明会を開く他、現地に看板を設置するとしています。
着工時期については、用地取得後となるため現段階では未定だという事です。