農家民泊を始めたい人向け 見学・体験会
旅行者が農家に泊まる、「農家民泊」をこれから始める人に向けた、見学・体験会が21日に伊那市内で開かれました。
この日は、これから農家民泊を始めたい人など8人が、伊那市美篶の民泊「春ちゃんの家」を見学しました。
春ちゃんの家では、国内外の修学旅行生を中心に受け入れていて、代表の矢島清さんが、衛生管理の工夫や、必要な準備を説明しました。
見学会は、受け入れ農家から話を聞くことで、登録農家を増やそうと、伊那市地域おこし協力隊の企画として初めて開かれました。
見学会では、ソースかつ丼づくりの体験も行われました。
伊那市の農家民泊では、1日目の夜に、名物であるソースかつ丼を提供することになっています。
春ちゃんの家では、庭で採れた野菜を多く使った副菜も添えています。
市内では現在、およそ60軒の登録農家がありますが、高齢化や新型コロナの影響で、実際に受け入れ体制が整っているのは20軒ほどとなっています。
見学会は、6月9日にも開かれる予定です。