交通弱者を守る会 市議会に署名提出
伊那市民などでつくる交通弱者を守る会は、高齢者・障がい者のための、より利用しやすい交通サービスを求める署名を、伊那市議会に25日、提出しました。
この日は、交通弱者を守る会の久保村ハツ江会長ら7人が伊那市役所を訪れ、市議会の白鳥敏明議長に、1,345人分の署名を手渡しました。
伊那市では現在、65歳以上の高齢者などを対象にした、人工知能AIの乗り合いタクシー、ぐるっとタクシーと市街地デジタルタクシーの運行を行っています。
会では、エリア拡大や、運行時間の延長などで利用しやすい交通サービスを要望しています。
署名は、これらの要望について、伊那市と運行業者が実現に向けた検討・協議を行うことを要請するもので、去年11月から市内を中心に集めてきました。
白鳥議長は、「想いは受け止めました。関係団体とも話しをしながら、早期実現ができるように取り組みます」と話していました。