トンボの楽園でハッチョウトンボの羽化始まる
伊那市新山のトンボの楽園では、日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の羽化が始まっています。
ハッチョウトンボは日本で一番小さいトンボで、体長はおよそ2センチです。
25日はハッチョウトンボの羽化の様子を撮影することはできませんでした。
ハッチョウトンボが生息するトンボの楽園は、地元住民を中心につくる新山トンボの楽園を育てる会が整備を行っています。
25日は会長の北原幸人さんらメンバーが観察をしていました。
一円玉と比べてみると、ほぼ同じくらいの大きさです。
背が赤いのがオス、黄色と黒の横縞があるのがメスです。
ハッチョウトンボは日当たりが良い湿地に生息しているということで、今年は例年より1週間ほど早い、12日に最初の羽化が確認されたということです。
こちらはギンヤンマが羽化する様子です。
こちらはヨツボシトンボの羽化の様子です。
会のメンバーの酒井昇治さんです。
酒井さんは週に2度ほど観察に訪れるということです。
酒井さんによると今年は例年と比べてハッチョウトンボの数が少ないということです。
トンボの楽園ではおよそ30種類のトンボを見ることができるということで、今後観察会を開く予定だということです。
トンボの楽園でカキツバタが見頃
また伊那市新山のトンボの楽園ではカキツバタが見頃を迎えていて、6月上旬まで楽しめるということです。