しんわの丘 乗用カート
来月3日4日にばら制定都市会議ばらサミットが伊那市で開催されます。
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、自動運転による乗用カートの運行が始まりました。
足の不自由な人でも傾斜地にあるバラ園をカートで楽しむことができるようになりました。
26日は、リニューアルを記念して式典が行われ伊那市や地元の関係者など20人が出席しテープカットをして完成を祝いました。
園内にはカートが走行する専用コースが新設されました。
傾斜地にあるしんわの丘ローズガーデン内を、足の不自由な人や高齢者でも上り下りの移動負担なく周遊することができます。
カートコースの延長は420m、4人乗りで利用料金は1台1周1,000円です。
乗用カートは自動運転で時速は3キロです。
1周の所要時間は7分ですが1つのグループにつき最大1時間使用できます。
園内には、電磁誘導線が埋設されていて、3か所の自動停止ポイントでカートを停めて散策することも出来ます。
総事業費はおよそ7,400万円で、財源は市内に工場がある伸和コントロールズ株式会社の寄付金と過疎対策事業債が充てられています。
26日は、白鳥孝伊那市長らがカートに試乗しました。
また26日は、伊那市身体障害者福祉協会の会員4人も乗車しました。
カートは、27日から始まるバラ祭りから10月末まで運行することになっていて、時間は午前10時から午後4時までです。
しんわの丘ローズガーデンには、およそ270種類3000本のバラが植えられています。
現在バラは、咲き始めとなっています。