春日千定さん宅のバラ見ごろ
伊那市西春近の春日千定さん宅の庭でバラが見頃となっています。
春日さん宅の庭には約150本のバラがあり、現在見ごろとなっています。
春日さんは、現在84歳。
教員だった春日さんは、定年後に本格的に育て始め、自宅の和風の庭園に合うよう管理しています。
自宅敷地内で教室を開き、のべ200人にバラの育て方を指導する活動もしていました。
お気に入りの一つはこちらの「ノイバラ」。
日本の代表的な野生のバラで、可憐な花が魅力だということです。
こちらは、思い出深いという、「アンネのバラ」です。
アンネの日記の作者、アンネ・フランクゆかりの品種です。
春日さんが15年ほど会長を務めたアルプスバラ会は各地に株分けする活動を行いました。
東日本大震災の被災地の人たちを励まそうと宮城県の高校にも贈りました。
春日さんは、寄贈先の一つ西春近南小学校に現在でも指導に出向き、児童と育てているということです。
春日さんは、2年ほど前に病気で片足を切断しました。
今は家族と協力し、できる範囲で活動しているということです。
春日さん宅のバラはあと1週間ほど見ごろだということです。