伊那市で「ばらサミット」開催
バラを自治体の花に制定したり、まちおこしに取り組む自治体が参加するばらサミットが3日伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
3日は初めに地元出身の若手音楽家によるウエルカムコンサートが行われました。
サミットは、加盟する各自治体が毎年持ち回りで開いていて今年で32回目で、伊那市で開催されるのは今回が初めてです。
ばらサミットは、バラを市町村の花として制定している地方自治体などで構成され、現在伊那市を含む全国29の市や町が加盟しています。
3日は15の市や町が参加する予定でしたが、大雨の影響で伊那市を含む9自治体の参加となりました。
サミットでは、伊那市内の活動団体が事例発表をしました。
このうち伊那市通り町の店主らでつくる伊那まちバラ咲く街角連絡協議会は、「バラ教室から始まり市内の商店街に活動が広がった。これからもバラを主役にしつつ、通年花を楽しめるような景観形成を実現したい」と話していました。
また、市内に工場がある伸和コントロールズ㈱が資金を出し、実行委員会が制作した動画も紹介されました。
最後にばらサミット宣言が朗読され承認されました。
次回のばらサミットは埼玉県伊奈町で開催されます。
この後、しんわの丘ローズガーデンでバラの記念植樹が行われ、加盟する29の自治体のバラを植樹しました。
2日目の4日は、参加者が市内のバラなどを見学する計画です。