消防救助技術大会に向け訓練の成果を消防長に披露
上伊那広域消防本部の救助隊員は、17日に長野市で開かれる消防救助技術大会に向け訓練の成果を9日に消防長に披露しました。
箕輪町の箕輪消防署では、ロープを使った渡過訓練と救出訓練を披露しました。
渡過訓練は水平に張った20メートルのロープを往復するものです。
標準タイムは28秒で、9日のタイムは18秒45でした。
救出訓練は火災現場や河川に取り残された人を想定しロープを渡り要救助者を救出するものです。
標準タイムは1分15秒で、9日のタイムは1分6秒34でした。
柿木淳一消防長は「安全、確実に高いレベルの技術を本番では目指してほしい」と激励しました。
ほかに伊那市高遠町の高遠消防署では、ほふく救出訓練を披露しました。
空気呼吸器をつけた隊員が地下などの狭い場所で煙に巻かれた人を想定し救出するものです。
17日に開かれる県大会には上伊那広域消防本部からは5種目に15人が出場し、うち7人が初出場だということです。