南小地区子ども健全育成の集い
駒ケ根市の赤穂南小学校で20日夜、学校、PTA、地域住民が一体となって児童の育成に取り組もうという「南小地区子ども健全育成の集い」が開かれた。約70人が参加し、子どもたちのために地域で何ができるかについて熱心に議論を交わした=写真。<br> 福岡区の高齢者クラブの澤森薫前会長は「小中学生らの登下校時間に合わせ、通学路などを中心にそろいの法被を着て安全パトロールをしている」と高齢者クラブの活動について発表。「子どもたちの安全を守るために自分たち高齢者が今できることをやろうと考えた」と話した。<br> PTA福岡支部長の依田保さんは「子どもたちによる馬見塚公園のごみ拾いボランティアを95年から継続して実施している。地域の役に立つことで豊かな心が育てば」と話した。そのほか「親子で積極的に地域の行事などに参加し、互いに顔見知りになることが子どもにとって重要ではないか」などの意見が出された。<br> 松原全志会長はあいさつで「子どもたちが安心して暮らし、勉強できる環境を作るために何ができるか地域の皆で考えよう」と呼び掛けた。