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伊那市総合教育会議で古文書デジタルアーカイブ化の進捗状況 報告

伊那市総合教育会議で古文書デジタルアーカイブ化の進捗状況 報告

伊那市長と教育委員が教育行政について意見交換をする「総合教育会議」が26日に市役所で開かれ、昨年度から本格的に取り組み始めた古文書のデジタルアーカイブ化の進捗状況が報告されました。
26日は、今年度初めての総合教育会議が開かれ、生涯学習課の職員が進捗状況を報告しました。
市では、2009年度から古文書のデジタル化に取り組み始めました。
途中、作業が中断した時期もありましたが、令和2年度に再開し、昨年度は企業版ふるさと納税を活用して作業員を増員し取り組んでいます。
昨年度までの実績として、高遠町図書館が所蔵する資料3万9,614件のうち、着手済みはおよそ1万2,900件、目録作成が完了したものは328件、写真撮影が済んだのは5,200件となっています。
白鳥市長は、「テーマを決めて作業を進めていく必要がある。地域に残る大切な資料が廃棄や古物商への売却によって失われないように、関係機関が連携して取り組んでほしい」と話していました。
市では今年度、古文書への理解を深めるためのイベントの開催やTシャツの作製を計画しています。

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