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農事組合法人田原 小麦「ハナチカラ」刈り取り

農事組合法人田原 小麦「ハナチカラ」刈り取り

伊那市の農事組合法人田原(たわら)は、上伊那地域で普及を目指す小麦「ハナチカラ」の種用の麦を栽培しています。
27日は刈り取り作業を行いました。
この日は、農事組合法人田原の組合員がおよそ700アールの畑で作業を行いました。
組合員は、3台のコンバインを使って小麦を刈り取っていきました。
「ハナチカラ」は、練るとコシが出る超強(りき)粉タイプの小麦で、麺やパンへの加工に向いている品種です。
上伊那地域ではこれまで、特徴が似た「ハナマンテン」を主力品種として栽培してきましたが、霜に弱く、収量が安定しないという課題がありました。
そのため、JA上伊那では、霜に強いうえ茎が太く倒れづらい「ハナチカラ」に転換し、今年から本格的な栽培が始まっています。
田原で去年、種用の「ハナチカラ」を栽培したところ、収量は「ハナマンテン」より1割ほど多かったということです。
この日刈り取ったものは、上伊那地域を中心に、今年の秋に蒔く種になります。
田原では、28日も刈り取り作業を行うということです。
 
 

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