JR東海が長谷の森林整備を支援
東京都に本社を置くJR東海は、南アルプスの自然環境の保全を推進しようと、上伊那森林組合・溝口生産森林組合・黒河内生産森林組合の3者と森林の里親基本協定を27日締結しました。
27日は、JR東海の中央新幹線長野工事事務所の杉浦禎信所長、上伊那森林組合代表理事組合長の白鳥孝伊那市長、溝口生産森林組合の西村公一組合長理事、黒河内生産森林組合の原田徳三組合長理事の4者が協定書を取り交わしました。
締結式には、上伊那地域振興局の布山澄局長と、伊那市の伊藤徹副市長も立会人として参加しました。
JR東海では南アルプス周辺の環境保全に取り組んでいます。
今回の協定では、JR東海が里親となり、森林経営計画に基づいて行う整備の経費の一部を支援します。
整備の対象となるのは、伊那市長谷の200haの森林です。
毎年覚書を取り交わし、整備する場所や支援の額などを調整するということです。
協定の期間は2028年3月31日までの5年間です。
なお、JR東海は去年3月に大鹿村とも森林の里親協定を締結しています。