特定外来生物のウチダザリガニを捕獲
伊那市高遠町の千代田湖でイベント
環境維持活動として特定外来生物のウチダザリガニを捕獲するイベントが2日伊那市高遠町の千代田湖で行われました。
ウチダザリガニはアメリカなどに生息する特定外来生物で食用として日本に持ち込まれました。
イベントは外来生物が環境に与える影響などについて楽しみながら考えようと行われたもので26人の親子が参加しました。
参加者は木の竿にヒモを結び、スルメをエサにしてザリガニを捕まえていました。
イベントを企画したのは伊那市地域おこし協力隊の石井基裕さんです。
石井さんによりますと、ウチダザリガニは3、4年ほど前に千代田湖で生息が確認されたということです。
他で繁殖しないように生きたままの持ち出しは禁止
イベントでは99匹のザリガニが捕れ伊那市長谷のジビエ料理店ざんざ亭の長谷部晃さんが調理しました。
特定外来生物は法律により生きたままでの持ち出しは禁止されています。
ザリガニの身やスープにしたものを味わっていました。
イベントを企画した石井さんは「千代田湖のウチダザリガニが他の場所で広がらないように注意していかなければならない。」と話していました。