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煎茶道方円流長野支部の茶会

煎茶道方円流長野支部の茶会

 新型コロナの影響で4年ぶりとなる煎茶(せんちゃ)(どう)方円流(ほうえんりゅう)長野支部の茶会()が、9日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
 伊那文化会館の小ホールには、煎茶席と玉露席が設けられています。
 煎茶席では、長野支部の伊那と飯田の会員80人ほどがお点前を披露しました。
 煎茶は80度から85度に温度を下げて入れられます。
 陶器の茶碗に金属の茶たくで茶が出されます。
 陶器の模様や出される菓子も一緒に楽しむということです。
 煎茶席は、松竹梅に菊と蘭の縁起の良い花を飾った5つの席が設けられました。
 煎茶は、中国の文人たちがたしなみ、筆や硯などの道具を鑑賞しながら楽しんだということで、会場には、それらの文房具も並んでいます。
 煎茶道方円流は、伊那市の唐沢(からさわ) (おん)(えん)さんが京都で学び、伊那で初めて煎茶会を開いてから54年になります。
 伊那市を拠点に県内全域に活動を広げ、各地で茶会を開いているということです。
 会場では唐沢さんの妹で箏曲演奏家・伊那市芸術文化大使の川村(かわむら) 利美(としみ)さんが箏の演奏を披露し、茶会に花を添えていました。
 会場には、240人ほどが訪れました。
 

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