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伊那市 洪水を想定した災害対策訓練

伊那市 洪水を想定した災害対策訓練

伊那市は、大雨による天竜川の洪水災害に備えた災害対策本部訓練を11日、市役所で行いました。
訓練は、警報級の大雨による天竜川の洪水、市街地の広域的な浸水を想定して行われました。
災害対策本部会議は、避難指示などが出ている発災前と、発災後に行われました。
発災前の会議では、各部の事前対策や、考えられる被害などが報告されました。
洪水の発生直後の会議では、被災状況や、堤防や道路などの復旧、各地域での物資調達手段などが報告されました。
訓練ではほかに、情報を収集し、関係者に共有をする情報連絡室の設置確認も行われました。
情報連絡室は、各部署から集まった職員が、住民などからの電話を受け担当課に伝達するほか、県の防災情報システムに入力し関係機関に共有します。
伊那市では、自然災害や地震を想定した訓練を毎年この時期に行っています。
今年は、特に危険度が高く、堤防の強度に差がある天竜川の洪水を想定し、事前の対策や情報共有を重視した訓練となりました。
災害対策本部長の白鳥孝市長は「過去の事例をもとに対応し、住民の安全を確保できる体制を整えていきたい」と話していました。
 
 
 

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