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高山植物保護取締件数 昨年度134件

高山植物保護取締件数 昨年度134件

高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の総会が伊那市の南信森林管理署で5日に開かれ、高山植物の昨年度の保護取締件数が、134件だったことが報告されました。
総会では、南アルプスや中央アルプスでの昨年度の保護取締状況が報告されました。
昨年度の保護取締件数は134件で、令和3年度と比べて29件多くなっています。
内訳として、無許可採取と摘み取りの厳重注意が6件、禁止区域への侵入や踏み荒らしなどの注意指導が128件となっています。
保護取締件数が増加した理由として、新型コロナの行動制限緩和の影響で登山客が増えたことが挙げられるということです。
昨年度は中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、霧ヶ峰、の4つの地域で行政関係職員など延べ1,743人が高山植物の保護パトロールを行いました。
(かい)(とう)直樹(なおき)会長は「行動制限緩和により、今後さらに登山客が増えてくる。今まで以上に啓発活動を強化していきたい」と話していました。
また今年度の事業として、17日~8月11日までを保護パトロール強化期間に設定し、県の自然保護レンジャーと連携してパトロールをするということです。
 

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