伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
135/(月)

ニュース

JA上伊那 横領などで職員8人懲戒処分

JA上伊那 横領などで職員8人懲戒処分

JA上伊那の30代から70代の男性職員8人が工具を勝手に仕入れ、組合員とJAに231万円を負担させていたことが15日までにわかりました。
15日はJA上伊那の西村篝組合長らが記者会見を開き、謝罪しました。
懲戒解雇などの処分をうけるのは、農業機械の修理などを行う農機センターの職員など8人です。
JA上伊那によりますと、8人は平成29年から令和5年にかけ、個人使用や転売目的で工具などを仕入れ、組合員が注文した事にして、代金を支払わせていたという事です。
このうち40代の職員Aは組合員とJAに206万円の損害を、30代の職員Bは12万円の損害を、残る6人は13万円の損害を与えたという事です。
4月の内部監査により、発覚しました。
JA上伊那では、職員Aと職員Bの行為は業務上横領に当たるとして懲戒解雇処分に、残る6人のうち退職した1人を除く5人を懲戒処分にするとしています。
被害にあった全額が弁済され、新たに被害が判明した場合は直ちに弁済することを確約したことから、刑事告訴はしないということです。
JA上伊那では、再発防止策として倫理研修や、農機センターへの不定期な会計監査を実施していくとしています。
 

前のページに戻る 一覧に戻る