経木で石仏灯ろうづくり
経木を使って石仏灯ろうを作る体験会が伊那市高遠町の高遠小学校で21日、行われました。
21日は、高遠小学校の5年生と6年生の児童が石仏灯ろうづくりに挑戦しました。
体験会は、江戸時代の石材加工職人高遠石工が手がけた石仏や特産品の経木など伊那市に伝わる文化について知り、より身近に感じてもらおうと伊那市観光協会が企画したものです。
児童らは、用意された紙に高遠町内にある4つの石仏の中から1つ選び、なぞって絵を描きました。
縦45センチ横15センチの経木3枚をつなぎ合わせ、紙を貼り、ペットボトルが入る大きさの筒状にします。
最後にLEDライトを入れて完成です。
製作した灯ろうは、高遠石工が作った石仏が数多く残されている建福寺に、9月に行われる石仏ライトアップイベントで展示されます。
伊那市観光協会では、29日にも伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設「INADANI SEES」で石仏灯ろう作りのワークショップを計画しています。