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農業DXシンポジウム

農業DXシンポジウム

伊那谷の産学官が連携し、農林畜産業などで新たな産業創出を目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、農業DXについてのシンポジウムを、8日、伊那市の産学官連携拠点施設inadani seesで開きました。
シンポジウムでは農業DXについてパネルディスカッションが行われ、信州大学農学部の松島(まつしま)憲一(けんいち)教授が座長を務め、白鳥(しろとり)(たかし)伊那市長、信州大学農学部渡邉(わたなべ)(おさむ)准教授、KOA株式会社の高山(たかやま)(とし)(はる)ゼネラルマネージャーがパネリストとして参加しました。
農業DXとは、ITやロボットを活用した農業のスマート化だけでなく、流通や販売なども含めた農業全体を最先端の科学技術で変革しようというものです。
信州大学農学部の渡邉修(わたなべおさむ)准教授は「農業に最新の機械を導入したら終わりではなくて、どのようにしたら持続可能な経営をできるか考えることが大切だ」と話していました。
また、白鳥孝伊那市長は「スマート農業などの導入で、伊那谷地域では、自分たちの食べるものを自分たちでまかなえるよう、課題を解決していきたい。」と話していました。
伊那谷アグリイノベーション推進機構は、信州大学が中心となり上下伊那の企業や行政などが参加して組織しています。
毎年テーマを変えてシンポジウムを開いていて、きょうは推進機構の会員や地元企業、大学生などおよそ80人が参加しました。

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