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モバイルクリニック 医療機器を高度化

モバイルクリニック 医療機器を高度化

伊那市が取り組んでいる遠隔診療・モバイルクリニックに分娩監視や心電図の測定、眼科診療が行える医療機器が新たに搭載されました。
26日は、市役所でモバイルクリニック医療機器高度化について報道発表が行われました。
新たに導入した分娩監視装置、12誘導心電図、スマートフォン接続型眼科検診装置です。
分娩監視装置は、胎児の心拍数と妊婦の陣痛の測定ができ、定期通院が困難な妊娠後期の妊産婦健診が可能となります
また、12誘導心電図は心電図や血圧、血中酸素濃度の測定が可能で、慢性心疾患の早期発見や、再入院の防止が期待できるという事です。
また、モバイル眼科検診は、看護師が目の撮影を行い画像をスマートフォンで伝送し、診察を行います。
白内障や緑内障など、目の疾患の早期発見と早期治療につなげたいとしています。
会見で白鳥孝市長は、医療機器の高度化により、利用の増加が見込まれる事から、モバイルクリニックの車両を増やしたい考えを示しました。
モバイルクリニックの2021年度の本格運用からの診療回数は、のべ345回となっています。
妊産婦健診は、今年度は6月までに14回と、すでに昨年度の1年間の利用回数6回の倍以上となっています。
 

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