自転車で村内を巡るツアー
南箕輪村観光協会は、自転車を活用し村内の名所などを巡るツアーを28日、初めて開きました。
ツアーは、自転車を活用して村の魅力を再発見しようと初めて開かれたもので、今日は、村内の小学生4人が参加しました。
南箕輪村の観光振興や情報発信などを行う地域おこし協力隊の岡村成樹さんがガイドを務めました。
出発を前にこども館で、職員が絵本「お四国さま」の読み聞かせをしました。
7年の歳月をかけ、難所をいくつも越え四国八十八か所霊場めぐりをした村に伝わる話です。
この後、絵本のもとになっている北殿の新四国霊場へ自転車で向かいました。
新四国霊場は天保11年1840年、北殿の有賀嘉吉が中心となり四国88か所霊場の参拝に行けない人でもご利益を受けてもらおうと作ったもので、嘉永元年1848年に完成したと伝えられています。
石仏が老木の下にたたずむ姿を子どもたちが眺めたりしていました。
28日はほかに、天竜川と大泉川の合流点近くの段丘にある不死清水と呼ばれる湧き水なども見学しおよそ8キロを自転車で走りました。
南箕輪村観光協会では来月4日にも大芝高原から村内25キロを自転車で走るツアーを企画しています