アトピー・アレルギー講演会
アトピー・アレルギーの子どもを持つ親のサークル「たんぽぽの会」(安藤絵美、関井朱美、小原洋子共同代表、20人)と県看護大小児科看護学講座は19日、第8回講座として講演会「医師の考え、親の想い」を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。会員ら約30人が集まり、飯島町の生協診療所いいじまの医師野々村邦夫さんによる講演「アトピーで育つ育てる親子の世界」を聞いたほか、参加者同士の情報交換などをしてアトピー・アレルギーへの理解を深めた。
野々村さんは患者を診察してきた経験などから「アレルギーは免疫と表裏一体の関係にあり、すべての食べ物はアレルギーを起こす可能性があるので、まったくなくすことは難しい。何とか付き合っていく気持ちが大事」とした上で、アトピーに対する対処の考え方として▽やってみて害のあることはしない▽良かったことは続ける▽やっていないことは試してみる▽何となく続けていることはやめてみる竏窒ネどを挙げた=写真。