農家民泊受入れ家庭対象 救急救命講習会
伊那市と伊那市観光協会は、農家民泊の受け入れ家庭を対象にした救急救命講習会を伊那公民館で23日に開きました。
講習会には、教育旅行を受けいれている農家など20人が出席しました。
講師は上伊那広域消防署本部の井口哲弥さんが務め、子どもの異変への対処方法を説明しました。
井口さんは「子どもが肩で呼吸をし、顔色も悪く、ひや汗をかいている場合は、迷わず救急車を呼んで下さい」と話していました。
また、熱中症の場合は、40度から45度のお湯を霧吹きで胸やおなかに吹きかけ、うちわであおぐと体温を下げる効果があると説明していました。
新型コロナウイルスの5類引き下げを受け、今年度、伊那市で農家民泊をする人は、300人程になるという事です。
今回は、9月からの本格的な受入れを前に、もしもの時に備え、おちついて行動できるよう伊那市と伊那市観光協会が企画しました。