森林整備の方向性を定める委員会が発足
箕輪町の今後50年間の森林整備の方向性を定める箕輪町森林ビジョン検討委員会が8月29日に発足しました。
この日は初会合が町役場で開かれました。
委員には信州大学農学部や上伊那森林組合、地元区長、一般公募など13人が委嘱されました。
委員長には信州大学農学部助教の三木敦朗さんが選ばれました。
森林ビジョン検討委員会は今後50年単位で森林をどのように整備し、町民や地域がかかわっていくかを定める箕輪町森林ビジョンを策定します。
第一回の今回は事前に行われた調査結果が報告されました。
町内の森林を災害リスクや木材生産に適しているかで色分けしたデータなどが発表されました。
委員からは「温暖化で松くい虫被害が拡大することが心配だ」「森林管理が長続きする仕組みを作ってほしい」などの意見が出されました。
委員会は来月現地視察を予定していて、来年3月の森林ビジョン策定を目指します。