ネパールの農業教育関係者 上伊那で研修
ネパールの農業高校の教育関係者が29日から9月6日まで上伊那地域に研修に訪れています。
30日は南箕輪村の上伊那農業高校にネパールの教員ら14人が訪れました。
教員らは教室での授業の様子や、圃場での実習の様子を見学していました。
また、大根の種まきの体験やりんご畑の見学を行いました。
この取り組みは国際協力機構、JICAの草の根技術協力事業の一環で、県の提案のもと信州大学農学部が受け入れを行っています。
去年の2月から3年間の計画で行われていて、ネパールと上農の生徒がオンラインで交流をしてきました。
ネパールの農業高校の授業は座学が多く、実習が少ないということで、今回は実習の様子を見て学んでもらおうと上農での研修が行われました。
ネパールの教員らは来月6日まで上伊那で日本の教員との情報交換や生徒との交流、直売所の視察などを行う予定です。