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人権教育講演会「満蒙開拓から人権について考える」

人権教育講演会「満蒙開拓から人権について考える」

中国東北部にかつて存在した満州国に農業移民として渡った満蒙開拓団の歴史を通じて人権について考える講演会が8月31日に伊那市のいなっせで開かれました。
講演会では「満蒙開拓から人権について考える」と題して阿智村の満蒙開拓平和記念館事務局長の三沢(みさわ)亜紀(あき)さんが話をしました。
三沢さんによると満蒙開拓では日本全国から約27万人の農業移民が旧満州国へ渡り、長野県からは3万3千人と全国で最も多いということです。
三沢さんは故郷に帰ってきた人たちが親族から自分だけ帰って来ことを責められ、「過酷な体験が共感してもらえなかった」と話していました。
講演会は公益社団法人上伊那教育会がひらいたものでおよそ40人が参加しました。
上伊那の教職員のほか、今年は4年ぶりに一般参加もありました。
 

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