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中尾歌舞伎 秋の特別公演へ顔合わせ

中尾歌舞伎 秋の特別公演へ顔合わせ

 伊那市長谷の農村歌舞伎 中尾歌舞伎保存会は、11月23日に予定されている公演に向け顔合わせを、中尾座で7日夜行いました。
 中尾歌舞伎保存会は、11月23日に伊那文化会館で開かれるJA上伊那年金友の会生きがい教室で、演目を披露します。
 この日の夜は、関係するスタッフの顔合わせが行われました。
 上演するのは、奥州(おうしゅう)安達(あだちが)(はら)三段目(さんだんめ)(そで)(はぎ)祭文(さいもん)の段です。
(そで)(はぎ)は、十一の娘・お(きみ)に手を引かれ、敵方の夫と駆け落ち以来、10年ぶりに実の家に戻ります。
 盲目で乞食となった娘と、孫を目の前にして、父親の平傔(たいらのけん)(じょう)直方(なおかた)と母親は、本心を隠し、塀の外から二人を中に入れません。
 前半は、母子の情愛、家族の悲哀が見せ場となっています。

後半は、袖萩の夫 安部(あべの)(さだ)(とう)と、袖萩の妹が嫁いだ八幡(はちまん)太郎(たろう)義家(よしいえ)が戦場での再会を誓います。
 
 顔合わせでは、出演者が、台本を読み合わせていました。 
 なお、JA上伊那年金友の会生きがい教室は、一般には公開されません。
 

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