小笠原商店の寒天倉で和太鼓の演奏
天然の糸寒天を製造している伊那市東春近の小笠原商店の寒天倉を活用した和太鼓の公演が9日、行われました。
この時期は寒天の製造を行っておらず倉庫が空いていることから今回、公演を行うことになったということです。
演奏を披露したのは伊那市を中心に活動する2人組「響太鼓 哲幸」です。
「響太鼓 哲幸」は西春近北小学校6年生の赤羽幸之助君と、指導者で伊那市西春近の石川哲大さんの2人です。
2人は、今年1月に横浜市で開かれた和太鼓コンテストの組太鼓部門に出場し優勝しました。
9日は、石川さんが作曲した曲などを披露しました。
また、東京都を中心に活動する団体「太鼓心十」も演奏を披露しました。
メンバーで伊那市在住の前原元さんは小笠原商店でアルバイトとして働いています。
公演では合わせて10曲が披露され、上伊那地域を中心としたおよそ150人が和太鼓の音色を楽しんでいました。