南箕輪村 松くい虫対策に新たに900万円を補正予算案に計上
松くい虫対策に補正予算案計上
南箕輪村は、松くい虫被害の拡大防止のため、新たに防除対策費900万円を、現在開会中の9月定例会に補正予算案として計上しています。
11日は、村議会全員協議会が開かれ、村が概要を示しました。
村は、松くい虫による被害を受けた枯損木の処理費用として、今年度の当初予算に800万円を計上しています。
しかし、今年度は先月末までに131本、236.5立方メートル分を処理していて、かかった費用は約680万円となっています。
さらに7月末時点で、134本、311立方メートルの松枯れ被害が確認されていることから、追加の処分費用として900万円を補正予算案として計上したものです。
養護老人ホーム2施設の赤字を補てん
他に、上伊那福祉協会が運営する養護老人ホームの2施設が赤字となっていることから、およそ460万円を村が補てんします。
赤字となっているのは、老朽化により昨年度で閉鎖となった「南箕輪老人ホーム」と、伊那市美篶の「みすず夢ゆりの里」の2施設で、合わせて4,800万円の赤字を上伊那8市町村で負担するとしています。
3つのイベントを取りやめ新たに「まっくんスポーツフェス」を開催へ
また、村教育委員会が主催しているスポーツイベントについて、夏季村民体育祭、駅伝競走大会、冬季村民体育祭の開催を取りやめ、新たに「まっくんスポーツフェス」として開催するとしています。
イベントは10月7日土曜日に、ニュースポーツやランニング、ウォーキングを計画しています。