上伊那身体障害者福祉協会設立60周年記念式典
上伊那身体障害者福祉協会の設立60周年記念式典が19日、南箕輪村公民館であり、160人が節目を祝った。
47年に上伊那身体障害者協会として設立。50年の身体障害者福祉法施行に伴い現在の組織になった。福祉やスポーツ活動のほか、相談部会や助成部会、車いすグループなど部門の活動に取り組んでいる。
記念式典で都志豊会長は、「設立当時は差別や偏見の著しい中、困難の連続だった。今日受けている恩恵も厳しい時代の中で、障害者福祉のため身を呈してご尽力頂いた先輩方に感謝申し上げる」とし、スペシャルオリンピックスやトリノパラリンピックでの選手の活躍に触れ、「積極的な社会参加が障害者福祉の認識を深めることになる。障害者自ら社会参加を」とあいさつした。
永年役員や介護功労の表彰、新伊那市の誕生に伴い伊那市に移行する高遠町と長谷村の協会役員のあいさつもあった。