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箕輪町 定額「まちなかタクシー」運行開始

箕輪町 定額「まちなかタクシー」運行開始

箕輪町は、町内に住む65歳以上などを対象に、自宅から目的地まで定額で移動することができる「まちなかタクシー」の運行を、2日から始めました。
2日は、役場で出発式が行われました。
まちなかタクシーは、町内での移動の際、目的地まで定額で利用できるものです。
式では、白鳥政徳町長がタクシーに乗り込み、役場を出発しました。
運行は、伊那タクシーみのわ営業所が、既存のタクシー5台で行います。
65歳以上の高齢者、妊婦などの移動困難者は500円で、免許返納者や障害者手帳を持っている人などは、半額の250円で利用できます。
事前登録制で、乗車の際は受付専用番号に電話してタクシーを呼びます。
こちらの81歳の女性は、松島の接骨院から上古田の自宅までの移動に利用しました。
乗車の際登録証を提示し、運転手は専用のタブレット端末でQRコードを読み込み出発します。
町内での移動時にのみ利用できるもので、目的地に着いたら定額料金を支払って降車するだけです。
運転手は、通常料金が表示されたメーターを撮影し、差額分を町に申請します。
町によりますと、9月末現在520人が登録していて、そのうち9割近くは割引対象者だということです。
町では、令和3年度に行った乗合のデマンド型タクシーの実証実験の結果、ドアツードアでの移動を希望する人が多かったことなどから、定額タクシーを運行することにしました。
今年度は、町負担分やシステムの導入費として、当初予算に1,300万円を計上しています。
町では、今年度の実績などを基に、来年度以降の運行に活かしたいとしています。

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