三日町区文化祭 お不動さまの天井絵特別展も開催
箕輪町の三日町区文化祭が、8日に地区の公民館で行われ、区民の作品が展示されたほか、地区のお不動さまの天井絵に関する特別展も開かれました。
会場には、三日町保育園の園児の貼り絵、地区の小学生の習字、区内のサークルの絵手紙など300点ほどが展示されていました。
三日町区文化祭は新型コロナの影響で4年ぶりに開催され、今回で22回目となります。豚汁もふるまわれ、区民が交流スペースで味わっていました。
展示スペースでは、今年特別展が開かれました。三日町上棚にあるお不動さまに関する特別展です。
お不動さまのお堂には112枚の天井絵があり、その写真が展示されています。
写真撮影や調査を行った北原 幹也さんが訪れた人に説明していました。また北原さんが作成したデータベースも公開されていました。
天井絵は明治35年、121年前に寄付されたもので、絵には、寄付した人の名前が書かれています。
現在の住民から3~4代前の先祖が寄付したもので、北原さんは、誰の先祖か調べようと名簿を作成しました。
地区の住民に声をかけてみると、いくつか名簿は埋まりましたが、まだほとんどわかっていません。
三日町以外の福与・松島などからも天井絵の寄付があったことがわかっていて、北原さんは、さらに調査を進めたいとしています。