冒険団コンサート
駒ケ根市中沢在住のキョウデン会長橋本ひろしさんが作詞作曲したヒット曲『桜の下で』を観光PRに生かそうと市観光協会などの呼び掛けで1月に設立された「桜の下で」実行委員会(山浦義人会長)は21日、タイアップキャンペーンの一環として「橋本ひろしと冒険団」のコンサートを市文化会館で開いた。「盛り上げるためにぜひ千人を集めたい」との中原正純市長の意気込み通り、会場は訪れた市民らで満席となり、キャンペーンは桜の開花時期を前に順調な滑り出しとなった。
ホール隣りの会場では菓子組合の有志が今年新たに開発した銘菓「桜の下で」の発表と試食販売が行われた。銘菓はまんじゅうとクッキーで、まんじゅうは6個入り、クッキーは5個入りで1箱600円。発表初日の特典として『桜の下で』のシングルCDが付けられた。菓子を試食した人たちは口々に「なかなかおいしいね」などと言いながら、1人で何箱も買い求めていた。「桜の下で」と銘打ったビールや日本酒の試飲会も併せて行われた。
冒険団は4月、桜の開花時期に合わせて光前寺の境内でライブを行うことにしている。『桜の下で』は恋人への思いを桜の花びらに重ねたラブ・バラードで、05年春にNHKなどで放送されてスマッシュヒットとなった。ソロ、コーラスなどさまざまなバージョンがある。