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スワニー 国内初の3Dプリンタ導入

スワニー 国内初の3Dプリンタ導入

伊那市富県で製品の設計開発を行う有限会社スワニーは、国内初の3Dプリンタを導入しました。
国内で初めて導入されたのは、アメリカに本社があり、世界で初めて3Dプリンタを販売したメーカー3Dsystems(しすてむず)のプリンタです。
このプリンタは、最大で1メートル角の大型部品を作ることができ、樹脂ペレットを溶かして造形していきます。
これまでのプリンタで試作部品を作る際、本来の素材で造形ができず、確認できるのは見た目や形のみでした。
新たに導入したプリンタは、用途に合わせた樹脂ペレットを使うため、実物と同じ、最終形の製品をつくることができます。
また、従来のプリンタに比べ最大10分の1の時間とコストで製品ができます。
 

スワニー 国内初の3Dプリンタ導入

19日は、新たな3Dプリンタを設置した施設「TITAN(たいたん) ファクトリー」の開所式が行われ、テープカットで完成を祝いました。
施設は、スワニー本社の向かいに建てられました。
スワニーでは、去年から3Dsystemsと協働で、導入に向けた取り組みを始めました。
新たな3Dプリンタは、大型で軽量化が必要な航空機や車などにも活用できます。
スワニーでは、プリンタの製造能力を検証し、それを基に国内を含むアジア太平洋地域でもサービスを展開したいとしています。
 

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