コンビニで特殊詐欺被害防止訓練
コンビニエンスストアなどで販売されているプリペイドカード式の電子マネーを支払わせる手口の特殊詐欺が増えていることから、伊那警察署では被害を未然に防ぐための訓練を16日、伊那市のローソン伊那市駅前店で行いました。
訓練は、警察官が扮する被害者がコンビニエンスストアで電子マネーの購入を申し出る想定で行われました。
インターネットを利用した際、ウイルスに感染したとの画面が表示され、表示された連絡先に電話をしたところ犯人から電子マネーの購入を指示されたというものです。
店員は警察が作成した「声かけツール」を見せ、詐欺の可能性が高いことを指摘し、警察への相談を促していました。
伊那署管内では、今年1月から9月までに、4件およそ4600万円の特殊詐欺被害が発生しています。
一方、コンビニや金融機関などで21件およそ160万円分の被害を未然に防いだということです。