東ティモールの選手が市民とスポーツ交流
伊那市が東京オリンピックでホストタウンを務めた東南アジアの国・東ティモール民主共和国のスポーツ選手が伊那市を訪れ、市民とスポーツを通した交流を19日行いました。
伊那市を訪れているのは、競泳で東京オリンピックに出場したイメルダ・ベロ選手や、ボクシングでシドニーオリンピックに出場したビクター・ラモス選手など6人です。
19日は、選手が伊那市総合型地域スポーツクラブのバドミントン教室に参加し、30代から70代の参加者と一緒に楽しみました。
伊那市は、市のふるさと大使で東ティモール名誉総領事の北原巖男さんの縁で、ホストタウンを務めました。
事前合宿で伊那市を訪れた際には新型コロナのため直接交流することができませんでした。
今回、改めて交流の機会にしようと、補助金を活用し伊那市が招きました。
19日はほかに、西箕輪のみはらしファームの体験施設やってみらっしを訪れ、りんごジャムづくりをしました。
東ティモールではリンゴは輸入品で、高価な果物だということです。
中にはレシピをメモする選手もいました。
一行は、20日ヨガの体験や長谷中学校の生徒と交流を行い、21日に帰国する予定です。