テクノネット駒ケ根が信州イノベーション大賞
連携により地元企業のレベルアップを図ろうと駒ケ根市の製造企業が中心となって1996年に設立されたテクノネット駒ケ根(山下善廣代表幹事)が第1回信州イノベーション大賞の地域おこし賞を受賞した。上伊那では唯一の受賞。21日、長野市の信州大若里キャンパス内の長野市ものづくり支援センター・UFO長野で授与式が行われた。
同賞は産学連携の推進のため、信州大の全学機関として05年6月に発足した信州大イノベーション研究・支援センター(樋口一清センター長)が、信州発の革新的な取り組みや成果などを選考して表彰するもの。県内5グループがものづくり賞、フロンティア・スピリット賞など5賞に選ばれている。
テクノネット駒ケ根は構造変革への対応、地域社会への貢献を目指し、企業ドメイン確立事業や、生産効率、固有技術力向上のための事業のほか、企業交流事業などに取り組んできた。