上伊那のロータリークラブ 古着を集めてポリオワクチンを贈る
上伊那地域の5つのロータリークラブでつくる上伊那グループは、古着を集めてポリオワクチンを開発途上国へ贈る活動を22日、初めて行いました。
22日は、伊那、伊那中央、辰野、駒ヶ根、箕輪の会員と、伊那西高校のインターアクトクラブの生徒が集まり、事前に集めておいた古着の袋詰めを行いました。
仲介業者から購入する袋に古着を詰めて送ることで、1袋あたり5人分のワクチンを寄付することができます。
この取り組みは、今月24日の「世界ポリオデー」に合わせて県内53のロータリークラブが一斉に行ったものです。
ポリオは、特に5歳以下の子どもがかかりやすいとされているマヒなどの症状を引き起こす病気です。
ワクチンの接種により日本では40年ほど発生例は報告されていないということですが、世界的には根絶に至っていません。
今回は、150袋分の古着が集まったということで、750人分のワクチンが必要としている国に贈られます。