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園児が馬耕を体験

園児が馬耕を体験

伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児は、馬を使って田畑を耕す馬耕を26日、体験しました。
26日は、園児29人が高遠町長藤の田んぼを訪れました。
田んぼは、近くに住む向山(むかいやま)正高(まさたか)さんが所有していて、広さは7アールです。
向山さんが、高遠町で馬耕に取り組むうまや(しち)(ふく)横山(よこやま)晴樹(はるき)さんに依頼しました。
子どもたちに馬耕を体験してもらおうと園児たちを招待しました。
横山さんが飼っている20歳の雄馬「ビンゴ」です。
はじめに、横山さんが、馬に引かせる(すき)の扱い方や声をかけるタイミングなどを解説しながら馬耕を実演しました。
この後、園児は横山さんに支えてもらいながらビンゴの歩みに合わせて犂を操っていました。
依頼した向山さんによると高遠町地区では、昭和36年頃まで馬や牛を使って耕していたということです。
馬の力を体験しようと、園児たちが犂を15人ほどで引っ張りました。
園児たちは、馬の力強さを実感しつつ楽しみながら体験をしていました。
高遠第2・第3保育園では「子どもたちにとって、貴重な体験になった」と話していました。
 
 

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