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喫茶はるかで花と漆の二人展

喫茶はるかで花と漆の二人展

 春の訪れを感じさせる漆作品と樹脂粘土で作った花やアクセサリーなどが並ぶ「花と漆の二人展」が27日まで、伊那市西箕輪の喫茶はるかで開かれている。
 漆工芸の福澤勇次さん(58)=駒ヶ根市、粘土工芸の丸山千恵さん(58)=箕輪町の合同展で2回目。“桜”をテーマとした作品約80点を展示した。
 3年ほど前から木曽地域に通いながら漆を学んでいる福澤さんは、伝統的な木曽漆器の技法で作った盆や弁当箱に加え、麻布を漆で塗り固めた花器や髪止めといったアクセサリーを出品。奥が深く、気品のある漆に魅了され、「鎌倉塗り」といった彫りに塗りをほどこす技法などにも取り組んでいる。
 丸山さんは花、ブーケ、アクセサリーなどを樹脂粘土で作製。「作品に表現した花々の特徴を見てほしい」と話していた。
 会場では展示即売もしている。

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